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頭の中の日本語

試運転中

ラナ・デル・レイのNATIONAL ANTHEM

音楽のことばかり、というかラナ・デル・レイのことばかりですみません。新しいPVが公開されて、またはまってしまいました。。。
ラナ・デル・レイのNATIONAL ANTHEMです。今までのバッド・ボーイ系のPVから一変して、ラナ・デル・レイが本気出してきました。ジョン・F・ケネディとジャクリーン・ケネディマリリン・モンローが素材になってて、ジャクリーンとマリリンがラナ・デル・レイジョン・F・ケネディA$AP Rockyが演じてます。
このPVで彼女が今回のアルバムでやろうとしたことが、はっきり理解出来たような気がします。ここまでやると、アメリカ的呪術世界と言いたくなります。このショートムービーで挿入されている言葉は、英語あまり出来ないので完全に読み取れてませんが、かなり良いのではないかと。そして、オープニングはマリリン・モンローのハッピー・バースディ・ミスター・プレジデントです。

この辺のアメリカを表現して来たのはデビッド・リンチだと思いますが、ラナ・デル・レイはこのアメリカの光と影の歴史と亡霊を呼び戻してヒップホップで表現しようとしたんですね。と、考えると、リジー・グラントの音だと「現在」のアメリカ独特なポップな軽薄さに欠けてしまうので、やっぱり今回の音のほうが的確だったのかもしれない。ラナ・デル・レイのアルバムコメントで、一番納得してしまったのが、ディプロの『あなた(ラナ・デル・レイ)は2パックとクリス・アイザックを同時にチャンネリングしている。これはへヴィだ』と言うコメントです。ディプロさすがです。

このヘビィさ加減は李香蘭夢野久作的世界をテクノやパンクと結びつけてしまった戸川純を思い出します(実は歌詞の内容も結構近い)。ラナ・デル・レイのほうが素材とパッキングがポップだし、バックグラウンドは全然違うでしょうが、宿命的な異質の組み合わせをやってのける巫女的な部分は近いと思います。ディプロも「チャネリング」という言葉を使ってたんで、まさに!という感じで大受けしました。

それからNATIONAL ANTHEMのPVからマリリン・モンローを思い出し、画像を見てたらこんなものを見つけました。24歳のマリリンです。

当時25歳のラナ・デル・レイのアルバムです。

うー、ラナ・デル・レイ、やっぱり相当面白いです。なかなか飽きません。

Born to Die

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