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頭の中の日本語

試運転中

ニュピ

昨日はバリ島の新年ニュピの日でした。ニュピは一日外出、仕事、電気を使用する事などが禁止されていて、本来は断食と瞑想をして一日過ごす日とされています。しかし実際は断食と瞑想をしている人はほとんどいなくて、食べると寝るが中心の怠け者の日っぽくなっています。外出や電気(特に照明)の使用は各町内会が厳しく取り締まっていますし、仕事なども出来ません。以前はテレビは見れたのですが、最近は大元のアンテナが抜かれて、テレビも映りません。もちろん車なども使えないので、道路もガラガラです(救急車のみ走行許可あり)。歩ける範囲での外出規制は緩いので、田舎のほうでは、このときばかりと道路に寝てる人が沢山いるらしい(笑)。

ニュピの前日はオゴオゴという悪霊をかたどった山車が町中を練り歩きます。私はバリ州の州都デンパサール中心に住んでいるので、毎年盛大なオゴオゴが見物出来ます。夕方から近所のおばさん達と(子供が仲良し)一緒にチビ達を連れてププタン広場の近くまでオゴオゴを観に行きました。自分の子供や近所の子達も山車を引いてるので途中で声を掛けたりして盛り上がります。オゴオゴは伝統行事なのですが、毎年その流行に合わせてオゴオゴも変化を遂げるので面白いです。今年目立ったのはDJブース付きオゴオゴ。悪霊をかたどったオゴオゴ本体の後から、屋台をDJブースに改造した物が付いて行き、屋台に設置された大型スピーカーからガンガンにファンコット(この音楽については日本では政所さんが有名です)が流れております。今年はハーレム・シェイクもメチャかかっていました。DJが屋台と一緒にカニ歩きしながら音いじってて(顔と指先が真剣)かなり笑えた。

2010年のものなのでちょっと古いですが、デンパサールのオゴオゴをアップしておきました。どんな感じかわかると思います。オゴオゴは使用後壊してしまうので、毎年新しいものを作ります。

おまけ・・・ファンコットという音楽がどんな物か知らない方に。こちらは日本人の政所(DJ JET BARON)さんの曲です。衝撃的な音楽ですよ!

本場のファンコットはもう少し音が多くてノイジーかも(著作権無視だから音入れ放題なので・・・)。新年、オゴオゴ、町内会のバザール(寺の資金集めのパーティ)には欠かせない快楽進化デジタル民族音楽です。今年のバリ島のオゴオゴDJファンコットはまた進化した様子。

では、ニュピに話しは戻りますが、夜は照明を使用してはいけないので、沢山の人が住んでいるバリ島がこの日だけ真っ暗になります。これが実に素晴らしいです!朝から車が走ってないですし、空気もきれいで、風が気持ちいい。バリ島全土が真っ暗なので、晴れれば満天の星空を仰ぐ事が出来ます。天の川もばっちり見えます。昨日は暑くなく、寒くなく、星も沢山見れてとても良い気候でした。音は犬の鳴き声しか聴こえません。長男は友達の家に泊まりに行って、次男は8時に寝てしまったので、久しぶりにゆっくり星を見る事が出来ました。流れ星も見ましたよ。