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頭の中の日本語

試運転中

Sia Furler 「Chandelier」

またまた感想など、、、
なぜ、シャンデリアなのかと考えていたのですが、ふと、この歌のシャンデリアとはシーアが曲を提供しているスター達のことかと思いました。シャンデリアのように寄り集まった光り輝くビッグスターたちに自分の歌を歌わせて、その光の乱反射を通してシーアの多面性を表現している。(実際、誰の歌を聴いてもボーカルスタイルにシーアの影響を感じます)もしくはシーアが作っているヒット曲に織り込まれたゾーンのことかも。その部分から自分で歌ってみるということを言っているのかなとも思います。
しかし、そんな自身の状態はまるで彼らが奪い合う快楽の道具のようで、自己の存在が消費されるような感覚がつきまとっているかもしれません。
シーアのような特別な音楽の才能に恵まれた人が、なによりも好きな音楽を捨てて生きていくことは不可能でしょう。一人の人間として生きていくために、愛しんできた自分の人生を失ってしまわないように、今は闇の時期だからと言い聞かせて、できるだけ感覚を押し殺して、ショットグラスを一気飲みするかのように仕事をしている。今を乗り越えようとしている、そんな感じなのかと思います。
本当に良い音楽を自分独自のスタイルで維持していたシーアが(昔のビデオなどを見るとライブなども、とてもアットホームで温かい雰囲気なんですよね)、それが維持できなくなった。そして、どんどん曲を作りビッグスターたちに提供している。けど、そういった世界で生きるには繊細過ぎて、感覚を麻痺させることができない。虚構の世界に引きずり込まれることを恐れている。その引き裂かれた苦しみの中でシーアは歌っているのだと思います。

シャンデリア

シャンデリア

 

シーアの最新アルバム。シャンデリアは1曲目に収録されています。

1000 FORMS OF FEAR

1000 FORMS OF FEAR

 

とうとう日本版もでました。

1000 フォームズ・オブ・フィアー

1000 フォームズ・オブ・フィアー

 

シーアに興味を持たれた方は他の彼女の曲も是非聴いてみてくださいね。
こちらはベスト盤。

Best of Sia

Best of Sia