頭の中の日本語

試運転中

最近のヘビロテ。SIAの曲が本当に素晴らしい。

iTunesに最近のお気に入りのシーアの曲をプレイリストにまとめて延々と聴いています。最近のシーアはツイッターで呟くこともすっかり少なくなってしまったので、彼女が日々何を考えているのか、彼女の曲からしか推測できませんが、歌声を聞く限りのシーアは何やら凄いです。

先日、旦那さんのエリック・アンダース・ラングと別れた報告をしたシーアですが、歌声からはそれが彼女の心を酷く傷つけたようには感じられません。もちろん別れるくらいだから色々大変な思いなどはしたと思うのですが、最近のシーアはどの曲を聴いても自立した一人の人間像が浮かんできます。

以前は何かショックな事があると、うわぁあああとなったり、繊細で傷つきやすく不安定な感じで、シーアの歌声を私はよく「ぶら下がる声」と言っていたのですが、人の心にくっついてぶら下がってくるような甘えた感じがありました。それがなんとも愛らしいので、そこも大好きでしたが、Jesus Weptを聴いて、大人になったなぁとしみじみしたものです。(少し自分的には寂しい気分でもあったので、私の心の中で「甘えたシーアの心」のお墓を作って追悼していたりしました・・・)

「1000 Forms of Fear」のときの痛々しい叫びは、シーアの苦しみが極限まで来ていることを感じさせて、声色も今までと違い聴いてるほうも辛かったです。特に「シャンデリア」はシーアの歌声を丸裸にして解体するような引きちぎられるような痛みがありました。昔の曲から順に聴いていくと、過去の曲は辛くてもシーアから自発的に出ているのに対して「シャンデリア」には何か受動的な辛さを感じました。

その後、皆にシーアの歌声が支持されて、精神状態が落ち着いてからは、強く歌い上げるときでも、優しい元のシーアの声に戻っていきました。

そこで、最近の曲なのです。さらにパワーアップ、さらに心ある曲、さらに可愛い声、なのに一人でしっかり立っている感じで、バリエーションも豊か。悟りでも開いてしまったのでしょうか・・・素晴らしい曲が満載です。

あと、何よりも大きな変化は、以前のシーアの歌は自然の中で聴くのに合わなかったのが、最近の曲は自然の中でもいけるかもしれない、というところです。

自分が音楽を聴く時に大きな基準にしているのに、大自然の中(バリ島の渓谷の景色とか、夜空の天の河とか)で聴くというのがあります。大自然の中で聴いて、その自然が歌っているように聴こえるものは、個人の意識を超えたとことにある何かを抱えていると感じて、そういった曲に私は信頼を寄せています。曲が曲を超えて、万華鏡のように意味の多様性を出してくるので、そのメロディ、その歌詞が深い意味合いを展開させてくるのです。ケイト・ブッシュの歌などはどれを聴いても、自然そのものが歌っているように聴こえてきます。

シーアの歌は都会的で自然の中で聴くと「自分でいっぱい」という感じで、こんなに自分がいっぱいだと辛いだろうなとよく思っていました。でも、彼女の心は自分の音楽の聴き方の例外を作るほど、とても魅力的でした。ディプロの作る音はプリミティブなので、ディプロの音と合わせたらなんとか自然の中でもいけるな、という感じ。グレッグ・カースティンだとシーアと方向性が近いので、自然の中だとちょっとキツイなぁと思っていました。

しかし、最近のシーアの曲は(まだ大自然を前にして聴いていないのですが)、ウブドの渓谷の景色を思い浮かべながら聴いても、その中に入っていける感じがあります。彼女の心のなかに自然が入ってきている感じがするのです。

前置きが長くなりましたが、こちら最近のヘビロテ。全部今年の曲です。曲が発表された順に貼っておきます。(今年に発表の曲全てを貼っているわけではありません。沢山ありすぎて、貼りきれないので)

 

Sia - Freeze You Out (Music Video)

Freeze you out は下に乗せた曲とは少し心境が違いますが、美しい曲で大好きです。

 


Sia - The Greatest

 


Sia - Confetti (Audio)

 


Sia - Jesus Wept (Audio)

 


Sia - Never Give Up (from the Lion Soundtrack)

 2:50の腹の底から湧き出るような「オオ〜」とか、不死鳥の如し。

 


Sia - Angel By The Wings (from the movie "The Eagle Huntress")

 

なんか凄い境地!ああ!

 

 上で紹介したThe Greatest 、Confetti 、Jesus Weptは「ディス・イズ・アクティング(デラックス・ヴァージョン)」に入っています。

ディス・イズ・アクティング(デラックス・ヴァージョン)

ディス・イズ・アクティング(デラックス・ヴァージョン)