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頭の中の日本語

試運転中

シーアの「THIS IS ACTING」と「ハウス・オン・ファイヤー」

音楽 SIA シーア

お久しぶりです。最近は一生懸命お仕事をしていまして、ブログもすっかりご無沙汰してしまいました。

そんな中、アウトレットショップの相棒にお願いしていたシーアのCD「ディス・イズ・アクティング」日本版がバリ島に届いたのです(Aさん、どうもありがとう!)。先日「ニュピ」というバリ島の新年があったので、その間、思う存分聴くことが出来ました。

ディス・イズ・アクティング

ディス・イズ・アクティング

 

シーアファンの皆様はもう聴かれたでしょうか?
シーアの新作「THIS IS ACTING」。素晴らしいです!!
今回は他のスター達のために書いた曲でボツになったものを集めたアルバムとのことですが、逆にシーアのエッセンスがのみが浮き彫りになって凄くシーアらしいアルバムになったと思います。
歌の内容はシーアが伝えたいと思っていることとは違うようですが、その部分にコネクトしないと歌は出来上がらないので、へーこんなところにも旅してきたんだぁという感じで聴きました。
私のように英語が出来ない人は日本版はオススメ。

先行シングルのアライブの対訳を読んでいたら、今回のアルバムのコンセプトと対応する歌詞を見つけました。
シーアは他人の顔にそれまで気が付かなかった自分の顔を見つけ、意外なことにそれは慰めとなった、ようです。

余談ですが、アライブの歌詞を読んで、ケイト・ブッシュの「JIG OF LIFE」を思い出しました。他人の顔に自分の未来と過去を見て、生きることを歌った「JIG OF LIFE」と「ALIVE」でケイト・ブッシュとシーアが一瞬交差したような感覚になりました。
内田樹先生がよく取り上げるモーリス・ブランショの言葉を借りれば「同じ一つのことを言うためには二人の人間が必要」といったところでしょうか。

今回のアルバムはどの曲も、壮絶な雰囲気の「ALIVE」でさえ、前作と違って安心して聴けるのは、今回のコンセプトだけではなく、前作から今作までのシーアの心境の変化が大きいと思います。前作の「Cellophane」とかどうしよう、、、って思いましたもん(好きですが)。
シーアは初めから大天才ですが、生活のために始めたソングライティングを通して、世界が広がって一回り大きくなったように思います。
どの曲も一度聴いたら忘れられない、耳にこびりつくフレーズが満載です。とってものびのび歌っています。

今回のアルバムで、私は「HOUSE ON FIRE」に夢中になっています。
調べたところ、HOUSE ON FIREは燃え上がるような勢いのある状態のことを示す言葉らしいです。

 

 

HOUSE ON FIREは直訳すれば「家が火事」です。この曲の「HOUSE ON FIRE」は夢中で愛している状況を歌っているのですが、歌詞はダブルミーニングの連続で、とても面白いです。「あなたを酸素のように吸い込みたい」や、「今すぐ天国へ連れて行って、焼け落ちて見つかるわ」など本当に家が火事になっているかのような表現が続くのです。最後の歌詞も「気持ちをセーブ出来ない」と「助かりたくない」の両方の意味があるので、クスッと笑ってしまいます。恋する女の切なくお馬鹿さんな感じがダブルミーニングの狭間に現れてきます。上手いですね!

ところで「HOUSE ON FIRE」と言えば、この映画でしょうか。まさに!って感じですよ。
「ベティ・ブルー」は自分が学生の頃(随分、昔のことですが)、大好きで何度も観た映画です。シーアもきっと観ていますよね。

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